おもちゃのサブスクとは、主に小さい子ども向けの知育玩具などを定額で借りられるサブスクリプションサービスのことです。知育玩具などは子どもの成長につれ短期間で不要になるものですが、これを購入するより安価な価格で使いたいというニーズに応えたサービスになります。現在多くの業者が事業展開していますが、その平均的な内容としては、概ね毎月3千円くらいの定額支払いで3～7個のおもちゃが借りられるというものです。さて、このおもちゃのサブスクですが、良い点もあれば悪い点もあります。

良い点としては、子どもの成長により次から次へと不要になっていくおもちゃを購入せずに使えるという点があります。子どもの成長は小さい頃ほど早いもので次々に遊ぶ行動や遊ぶ趣向が変わっていきます。このサービスを使わない場合、その都度購入と処分を繰り返すことになるため、親の視点で見ると色々な意味で不満を感じることもあると思います。そうした不満を解消してくれます。

また、自分たちでは購入しないような種類の玩具類での遊びを数多く子どもに体験させてあげられるのは大きなメリットです。次に悪い点ですが、サブスクということで、借りられるおもちゃが新品ではないということが一つあります。破損のひどいものは買取義務が発生したりとメンテナンスは当然されていますが、誰かの手が触れたもので遊ぶということに衛生面などで気になってしまう人にはデメリットになります。そしてもう一つの悪い点としては当たり外れがあるということです。

結果的に子どもの趣向に全く合わずに遊ばないものが出てきてしまったり、逆に子どもが気に入りすぎて結局買うことになってしまったりということは往々にしてあります。結果的に損するような状況になる可能性があることだけは心構えしておきましょう。